トップメッセージ Top Message

当社は、戸田工業㈱が1823年の創業から行ってまいりました“べんがら”と呼ばれる赤色の酸化第2鉄を
中心とした顔料の製造会社です。
当社がございます岡山県は、国内での“べんがら産業”発祥の地です。
“べんがら”は貴重で高価なものでしたので、現在でも高梁市の吹屋を中心に、
当時の栄華をほこった建物や歴史的資料館などが残っております。
創業当時の“べんがら”の生産方式は、硫化鉄鉱石を焼成して生産する乾式製法で、
亜硫酸ガスをたくさん発生させる環境負荷の大きい方法でした。
そこで、水溶液中で酸化鉄を合成し、余分な不純物を洗浄した後に焼成して、所定の酸化第2鉄に調整する、
いわゆる湿式製法をベースにした環境負荷の小さい方法を開発致しました。
実際の酸化第2鉄までの生産は、湿式合成の設備がある戸田工業㈱小野田事業所で行い、
当社(元は戸田工業㈱岡山工場)で顔料として使えるように精製や粉砕、配合などを生業としてまいりました。
”べんがら“は、酸化鉄という無害であることと組成、形状、サイズなどで色々な色や特性がコントロールできるものであり、
塗料や樹脂、道路、建材の着色、化粧品などの原料としてだけでなく機能性材料など色々な用途でご使用頂いております。
現在は“べんがら(赤色)”だけでなく、黄色、黒色の酸化鉄をはじめ、多種多様の顔料との組み合わせによる配合、
調色技術を駆使してお客様のご要望に応じた顔料の製造を行っております。
長年先人が培った技術を更に発展させ、新たな製品、用途開発を行い、お客様や社会に貢献できる製品の
供給に取り組んでおります。

代表取締役社長
高濱 弘